ビタミンのサプリメントによる副作用
ビタミンサプリメントを使うことに,副作用のリスクはあるでしょうか.
サプリメントの中でもビタミンのものはかなりメジャーなものだといえます.
ビタミンは人間の体にとって非常に大切なものですが,実は過剰に摂取すると害になる場合があるのです.
ビタミンを取り過ぎる時に起きる身体的な不調とはどのようなものでしょう.
ビタミンは,油に溶けるものと水に溶けるものがあります.
水溶性ビタミンはビタミンB群やC群などで,大量に摂取しても不要な分は尿と一緒に排出されます.
脂溶性ビタミンはビタミンA・K・D・Eなので,体に吸収されやすいという特徴があります.
体の外に出て行きにくいために,たくさん摂取しすぎると過剰摂取になりかねません.
脂溶性ビタミンをたくさん摂取すると,実際に人間の体にはどんな影響が出るのでしょう.
ビタミンAを過剰摂取した場合には,頭痛,めまい,吐き気,嘔吐などの症状が起こるようです.
ビタミンEが多すぎる場合には,カルシウム沈着による細胞の硬化などが起こります.
脂溶性ビタミンでなければ過剰に飲んでも大丈夫ということはありません.
水溶性ビタミンでも10ミリ以上を一日に摂取すると,吐き気や下痢などになるといいます.
ビタミンというと体に良いというイメージがあり,サプリメントでついついたくさん摂りすぎてしまう傾向があります.
たくさん摂取すればよいというわけではありませんので,副作用に注意しながらサプリメントを摂取するようにしましょう.