カルシウムサプリメントの副作用
カルシウムのサプリメントは日々の健康に役立つものですが、摂取することによる副作用はあるのでしょうか。
健康な人が食事やサプリメントでカルシウムを過剰に摂取しても、短期間であれば副作用はほとんどありません。
体内のカルシウムは副甲状腺ホルモン、カルシトニンの3つでバランスを取ってているので、副作用が起きない仕組みになっています。
カルシウムの副作用は、血中カルシウム濃度が安定していれば何も起きないといいます。
カルシウムの過剰状態が長期に渡って続かなければいいだけです。
しかし、1日に2300mg以上のカルシウムを摂取し続けていると、体によくない影響が出ることがあります。
カルシウムサプリメントの過剰摂取による副作用にはいろいろあります。
腎臓結石、高血圧、筋肉の収縮の悪化、神経が不安定になりイライラするなどです。
たとえ骨粗しょう症であっても健康のために血中のカルシウム濃度を一定にすることが優先されます。
骨粗しょう症気味だったとしても、カルシウムを血液の中に供給するために症状を進行させてしまうことがあります。
カルシウム摂取の弊害が出ないように、サプリメントを飲む時はカルシウムを摂り過ぎないようにします。
医療機関から処方されている薬がある時には、カルシウムサプリメントを飲む時に担当医に聞いてみるのも必要でしょう。